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2013年8月 2日 (金)

185 上原選手語る「嫌がらせをして喜ぶやつは、弱い人間だ」

ちょっと前に、上原選手のことを紹介した。(183 上原選手の背番号が19番である理由

上原選手はスポーツの盛んな高校に進学した。しかし、こんな悩みもあった。日本の部活動でよくある、上級生の下級生に対する「しごき」などである。

「しきたり」と称してしごきを加える運動部ならではの上下関係には辟易(へきえき)し、やり切れなさを感じたものだ。(※1)

あるときは、こんなこともあった。高校時代の上原選手が、練習が終わって片付けをしていたとき。数名の先輩が近寄ってきて、いきなり蹴りを入れられたのだ。

他にも、監督やコーチがいない時には、グランドを走らされたり、正座をさせられたり。

上原選手はこう語る。

憂さ晴らしなのかどうか知らないが、こういう嫌がらせをして喜んでいるような者は、本質的に弱い人間である。目的意識が低く、向上心も希薄。リーダーとして仲間を統率する力も持ち合わせていない。だから、チームを強くして行く戦力には、大抵の場合、なり得ないのだ。(※2)

この言葉、私たちも心に留めておきたいものだ。しかし、上原選手のいた高校はスポーツ名門校。理不尽なしごきをする先輩たちも、もともとは大きな志をもって、入学してきたのだろう。

そこでの過ごし方、気持ちの持ち方によっては、後輩をしごいて憂さ晴らしをするしかない存在になってしまうのだ。気をつけたいものだ。

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(※1)『闘志力。』上原浩治・三省堂

(※2)同書

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