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2013年7月

2013年7月31日 (水)

182 マエケン 試合前のこだわりの数にびっくり

カープのエース、前田健太投手の書いた本、『エースの覚悟』(光文社新書)を読んでいたら、次のようなことが書かれていた。それは、前田選手が「試合前の儀式として必ずやっている“ルーティン”」(同書)である。その内容を以下に紹介したい。 

・コンビニで買い物をする      
・夕食に豚ヒレの唐揚げを食べる      
・寝る前に決まった音楽を聴く      
・同じパジャマと下着を着る      
・当日は試合7時間前に起床      
・お風呂につかって携帯でブログチェック      
・朝食に豚の生姜焼きを食べる      
・食後に風呂とトイレ掃除(勝ち運を高めるために身の周りを清めます)      
・定刻に同じシャツを着て球場入り      
・ブルペンは必ず真ん中で45球を投げ込む(球数はそれ以上でもそれ以下でもダメです)      
・塩で体を清めて左足からグランドに入る      
・ベンチの側で「マエケン体操」      
・ファイルラインを左足でまたいでマウンドへ      
・プレートに触れて祈る      
・手を胸に当てて祈る      
・右肩とグラブに念を送る      
・右手を上げた後、両手を広げて屈伸 

前田選手は「これらが全部できて初めて一球目が投げられるんです。」と述べている。  

この数にびっくりした。一つ一つのことを実行することはそれほど難しくないし、「儀式」と前田選手も言っているように、直接ピッチングに結びついていないものが多い。  

しかし、プロの選手としての練習やトレーニング以外に、試合の前日から必ずすることが、これだけもあるのだ。感銘を受けた。マウンドで一球目を投げるまでに、こうやって気持ちを高めていくんだ。  

私は陸上競技をしていたときは、普段の練習以外のことで、前田選手のように「一投目を投げるまでこれをやる」と決めたことは、ひとつもなかった。真剣さが全然違うんだなあ。   

2013年7月27日 (土)

181 決断おめでとう

このクラスのある人が、生活日記にこんなことを書いていた。

「進路先は○○高校に決めました」

この人は二つ希望しているところがあって、迷っていたのだが、一つの高校に決めたというのだ。もちろん、これから先、いろいろなことを考え、また進路希望の変更があるかもしれないが、今、とりあえずは一つの高校を目指すことに決めたというのだ。

私は、「決断、おめでとう!!」とコメントを書いた。

なぜなら、人は、何か大きなことを成し遂げるためには、「○○をする!!」と決断しなければならないからである。「決断すること」が成功のための第1条件である。それができたので「おめでとう!!」なのだ。

松坂大輔というピッチャーがいる。甲子園、プロ野球、メジャーリーグで活躍した大投手である。松坂選手が高校時代に次の言葉を座右の銘にしていたそうだ。

「目標が、その日その日を支配する」という言葉である。

人はいったん目標を決めたら、その目標を実現するために、毎日することが決まってくる。高校時代の松坂選手なら、野球部の一つ一つの練習メニューに集中することはもちろん、食事や睡眠にも気をつかう。夜ふかしなどはできない。また、授業もいいかげんに受けることはできないだろう。テストの点が悪ければ、補習を受けるハメになり、野球部の練習に支障をきたす。だから授業をないがしろにできない。(※1)

人は目標を決めたら、一日の過ごし方が少しずつ変わってくるということだ。最初に紹介した「進路先は○○高校に決めました」と日記をかいた人も、決断する前は、夜そのまま寝ていたかもしれない日も、少し勉強して寝るようになるかもしれない。

休日なんかに友達と遊んでいて、これまでは友達とダラダラしている時でも、「じゃあ、俺、帰るわ」とその場を後にするかもしれない。

このクラス、最初に紹介した人だけではない。すでに決断した人も何人かいる。オープンキャンパスの申し込みも、締め切り日の何日も前に提出し終わっている。掃除や授業態度も二年生の時よりも格段に進歩している。おそらく「決断」したんだろう。行動を見れば分かる。
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(※1)このへんのことは、想像で書きました。

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