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2012年3月 4日 (日)

167 明日面接(高校入試)を受ける君たちへ

さあ、明日は面接だ。面接の練習はしてきたけど、やっぱり本番は全然雰囲気が違うし、緊張するだろうね。今日はちょっとその面接の話をしたい。 

面接について、次のような不思議な話をする人がいる。 内田樹さんという大学の先生が書いた本(※1)の中で知った話だ。面接といっても、就職試験の面接の話だ。

大手企業(出版社)に勤めていて、就職試験の時には面接官の役割をしている何人かの人から聞いた話だという。 

面接をして、その人を採用するかしないか、つまり合否は「会って5秒」で決まるそうだ。5秒って、その会社に就職したい大学生が、面接会場に入って挨拶して、椅子に座るまでの時間じゃないか。 

え?いろいろと面接官が質問して、その答によって合否が決まるのではないの?その人の特技とか、なぜこの会社に入りたいのかとか、じっくり聞かなくて合否を決めてもいいの? 

面接官が言うにはそうではないらしいのである。何を基準にして合否を決めるかというと、「この人と楽しく仕事ができそうか」で決めるそうだ。そして、それは「会って5秒」で分かるそうだ。 

まあ、これは就職試験の話で、君たちがこれから受ける高校入試の面接とは違うし、「会って5秒」というのは誇張された表現かもしれない。でも、この話は大切なある考え方を教えてくれる。 

さっき、就職試験の面接官が、「この人と楽しく仕事ができそうか」で決めると言った。この考え方を高校入試の面接に当てはめるとどうなるだろうか? 

高校入試の面接官は、その高校の先生だ。だとしたら、その先生に、「この生徒がうちに入学してくれたらいいなあ」「こんな生徒がうちのクラスにいてくれたらなあ」と思ってもらえたら万々歳だ、ということになる。 

じゃあ、そんな生徒ってどんな生徒だろう?おそらく「素直で一生懸命な生徒」じゃないかなあ?あと元気もあれば最高だ。 

面接の練習をしているとき、よく君たちは「何を答えるか」ということに一生懸命になっているけど、実は、「何を答えたか」よりも「どう答えたか」の方がはるかに大切なのだ。「どう答えたか」の「どう」の中に、君たちの人柄が表れてくるのだ。 

だから、明日の面接の時には、一生懸命に面接官の質問を聞き取り、一生懸命に元気に答えてきてほしい。 

「あっ!!『母』と言わずに、『お母さん』って言っちゃった!!」なんて失敗は小さい、小さい。

―――――――――――――――――

(※1)『街場の教育論』

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