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2011年8月

2011年8月31日 (水)

159 本当は変わりたくない?

人はいろいろな悩みがある。その中には、自分を変えたいと思っている人も多いだろう。 でも、自分を変えるのはなかなかうまくいかない。

今の自分が嫌なんだけど、心の奥深い部分では、その方が居心地がいいと思っているから、人はなかなか変われないという人もいる。

たとえば、ダイエットを例に挙げれば、ダイエットに失敗する人は、食べ物にだらしのない自分、太っている自分の方が本当は居心地よく感じているから失敗するのだ、というようなことを述べている人の本を何冊か読んだことがある。(※1)

私は、こういう話を聞いても「そうかなあ?」と半信半疑でいた。

しかし、スポーツドクターの辻秀一さんの本を読んで、ちょっと腑に落ちることがあったので紹介したい。(※2)

たとえば、いつも遅刻する人がいるとする。その人は、遅刻するたびに、毎回のようにそんな自分を反省する。もっと早く約束の場所に余裕をもって行かなければと思う。

そんな人が、ある日、たまたまた余裕をもって約束の場所に着いたらどうなるだろうか。

その人は「まだ時間があるから」とコンビニに行くのである。そして、相変わらずちょっと遅刻して「ごめん、ごめん」といつものように謝りながらやってくるのだ。

この人は、約束時間より早く場所についてみんなを待つ、ということに居心地の悪さを感じているのだ。

と、ここまで辻さんという方の本で書いてあることを紹介したが、私自身のことを言われているようでなんだか恥ずかしい。

「自分を変えたい」と思っている人は、「本当に自分は変わりたいのか?」と、とことん考えてみたらどうだろうか。
――――――――――――――――――――
(※1)たとえば石井裕之さん

(※2)『ゾーンに入る技術』(フォレスト新書)

2011年8月20日 (土)

158 「祖母置き逃げた自分呪う」読売新聞「人生案内」から

以前、読売新聞で読んで忘れられなくなった記事です。下の読売新聞のサイトからぜひ読んでください。

http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/shinshin/20110523-OYT8T00177.htm

2011年8月 1日 (月)

157 8月31日がつらくならない方法

夏休みの最中である。まあ、3年生の夏休みは、気の毒だがやはり何をするにつけても心のどこかには「勉強しないと・・・」と思っている人がほとんどであろう。

いつの3年生の担任をしたときのことかさだかに思い出せないが、印象に残る出来事があった。
夏休みの前の学活かなんかで、ある男子生徒が私にこういう質問をした。

「先生、毎年、夏休みが終わる8月31日は、ゆううつでしかたがないんだけど、明日から学校という日が楽しくなるような方法はないですかねえ?」
と聞いてきたのだ。

私は、そのときはあんまり考えずに適当にこう答えた。
「そうやなあ、夏休みにダラけた楽な生活をしていたら、8月31日はつらいやろうなあ。そうだ、夏休みにすごいハードな生活をしたらどうか?例えば、めちゃくちゃ勉強しまくって、『こんな生活なら、学校が始まった方がええや。はよう学校が始まらんかなあ』と思えるような生活を夏休みにするとええぞ。」

かなりいいかげんな答えであったが、このやり取りをそばで聞いていたある女子が、本当にこれを実行したのだ。

9月1日の始業式の日にこの女子が、こう報告してくれたのだ。
「先生が言ったこと、実行したよ。夏休みはねえ、午前中は部活で、午後はすぐに、図書館で勉強したよ。夜は毎日塾の先生に、塾がない日も行かせてもらって、夜の10時まで勉強教えてもらったよ。日曜日はピアノの練習をずっとしたよ。やっと、学校が始まったので、すごいうれしいんちゃ。」と。

このとき私がまず思ったのは、「うわっ!!あのとき冗談半分に言ったことを本気にした人がいたのか・・・」ということで、正直あせった思い出がある。うかつなことは言えないなあ。

ところで、この女子は、1学期は第一志望の高校にとてもじゃないけど、無理だろうと思っていたのだが、冬の本番の入試では見事に合格したことは、私はあまり不思議に思わなかった。

さて、みなさん。夏休みに7時から教室を開けるので、涼しい9時までの時間、勉強しませんか、という企画はまだまだ平日は続きます。

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