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2011年8月31日 (水)

159 本当は変わりたくない?

人はいろいろな悩みがある。その中には、自分を変えたいと思っている人も多いだろう。 でも、自分を変えるのはなかなかうまくいかない。

今の自分が嫌なんだけど、心の奥深い部分では、その方が居心地がいいと思っているから、人はなかなか変われないという人もいる。

たとえば、ダイエットを例に挙げれば、ダイエットに失敗する人は、食べ物にだらしのない自分、太っている自分の方が本当は居心地よく感じているから失敗するのだ、というようなことを述べている人の本を何冊か読んだことがある。(※1)

私は、こういう話を聞いても「そうかなあ?」と半信半疑でいた。

しかし、スポーツドクターの辻秀一さんの本を読んで、ちょっと腑に落ちることがあったので紹介したい。(※2)

たとえば、いつも遅刻する人がいるとする。その人は、遅刻するたびに、毎回のようにそんな自分を反省する。もっと早く約束の場所に余裕をもって行かなければと思う。

そんな人が、ある日、たまたまた余裕をもって約束の場所に着いたらどうなるだろうか。

その人は「まだ時間があるから」とコンビニに行くのである。そして、相変わらずちょっと遅刻して「ごめん、ごめん」といつものように謝りながらやってくるのだ。

この人は、約束時間より早く場所についてみんなを待つ、ということに居心地の悪さを感じているのだ。

と、ここまで辻さんという方の本で書いてあることを紹介したが、私自身のことを言われているようでなんだか恥ずかしい。

「自分を変えたい」と思っている人は、「本当に自分は変わりたいのか?」と、とことん考えてみたらどうだろうか。
――――――――――――――――――――
(※1)たとえば石井裕之さん

(※2)『ゾーンに入る技術』(フォレスト新書)

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