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2011年5月25日 (水)

147 自分の夢は他人に語った方がいいのか、それとも?

君には夢があるか?私には一応、ある。

 

さて、君は自分の夢を人に話した方がいいと思う?それとも、自分の夢は自分の胸のなかにしまっておいた方がいいと思う?

 

私はこれまでは自分の夢を人に語る方がいいと思っていた。実際、いろいろな本の著者も、積極的に人に話したり、いつも目に見えるところに自分の目標を書いておくようにすすめている。だから、親しい人には「私は将来は○○したいんですよ~」と話すことも多かった。

 

だけど、石井裕之さんというセラピストが書いた本(※1)を読んで、「そうかあ、自分の夢は人に話さない方がいいのかもしれないなあ」と思い始めた。

 

石井さんが本の中で書いていることを私なりに以下にまとめてみた。

 

人は夢が叶ったときの自分の姿を想像すると楽しくてワクワクするものだ。

 

だから、人にも自分の夢を話してみたい。自分の夢を知ってもらいたい。そうするとどうだろう。自分の夢を人に話した後は、こう思うだろう。

 

「みんなの前で言ってしまったのだから、もう後戻りはできないぞ!必ず実現しなくちゃいけない!」と。

 

これは自分が努力を続ける良い動機付けになる。自分が気を抜いたら、友人たちからは「あれ?目標はどうしたの?」と言われてしまう。だからがんばれるかもしれない。

 

でも、石井さんは「これって、おかしくない?」と言うのです。なぜなら、本当はワクワクする夢への努力が、「人に言ったからしょうがないから努力しようか」という「義務」に変わってしまうのではないかと言うのだ。

 

石井さんはとても分かり易い例をあげている。

恋愛に置き換えてみれば、わかりやすいかもしれません・・・
「最初はキミに惹かれたからつきあったけど、今は、義務でいっしょにいるんだよ。何しろ、友だちの前で、恋人として紹介しちゃったからなあ・・・」なんて言われたら、あなたはどんな気分になりますか?

 

石井さんは、自分の夢を語ることのもう一つの危険性を次のように指摘する。

 

僕たちが人に夢を語るということの心理の中に、夢を語ることによって、「他人から認められたい」とか「他人にかまってほしい」という気持ちがありはしないか、ということだ。

夢を人に語ると、最初のうちは、「まだ努力は続いているかい?」などと、人が声をかけてくれるかもしれない。本来、孤独に努力を続けなければならない中にあって、これはうれしいことだ。

 

しかし、人が声をかけてくれるのも最初のうちだけ。そのうち、だれも自分の夢なんかきにかけてくれず、だんだんと寂しい思いをするかもしれない。すると、いつの間にか夢への意欲もなえてしまうことにもつながる。

 

石井さんはこう語る。

あなたはあなた自身のためにがんばっているのです。それなのに、人にかまってもらわなければヤル気が続かないというのは、どう考えても間違った心のもちようです。

なるほどなあ。自分の夢を得意そうに語っていた自分が、なんだかちょっと恥ずかしくなった。
――――――――――――――――――――
(※1)『人生を変える「心のDNA」の育て方』(石井裕之著)

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