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2011年1月 8日 (土)

094 世の中に「失敗」はない

当たり前のことだが、これまで「うまくいかなかった経験」はだれにでもあるだろう。「失敗したなあ」と思うことも多いだろう。

「失敗」について、岡本正善さんというメンタルトレーナーの人が書いた本(※1)を読んで、改めて考えたことがある。

岡本さんがいうには、 もともと「失敗」などというものはないというのだ。このことを岡本さんは次のような例を出して教えてくれる。

たとえば、あなたが買い物をしているときに、これまで使ったお金と、財布の残金の計算をしているとしよう。

もし計算があっていなければ、「うまくいかなかった」と、計算をやりなおすまでのことで、「失敗した!どうしよう」とは思わないだろう。

しかし、隣にだれかがいて、「その計算、間違っているじゃないか」と指摘されたり、計算違いで誰かに迷惑をかけると、それが「失敗」ということになるのだ。

私もこのような例を考えてみた。

たとえば、雪道を歩いていたとする。そこで、ツルッと転んでしまった私は、立ち上がって、「今のだれかに見られたかな?」とキョロキョロあたりを見回すだろう。

もし誰かに見られていたら、「失敗しちゃったなあ」と思う度合いは、見られていなかった時に比べて、とても大きいだろう。

「失敗」というのは、他者の存在があるから生まれるのだ、という岡本さんの説明は「なるほど」と思える。

とすれば、「失敗を恐れるな」という言葉は、「人がどう思うかを気にするな」とほぼ同じ意味になるのだ。
――――――――――――――――――――
(※1)『逆境を生き抜く「打たれ強さ」の秘密』岡本 正善 (著)

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