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2011年1月 4日 (火)

090 大野豊さんの言葉から~取り組む姿勢(1)

広島カープの名投手だった大野豊さんのことを以前書いたことがある。「045 中学校時代は補欠だった大野豊投手」という記事である。

大野選手は高校卒業後、地元の出雲市信用組合に就職した。そこの軟式野球部(硬式ではない)に入部し、昼間は他の人と同じように仕事をしながら野球を続けたという苦労人である。

信用組合というのは銀行のようなもので、大野さんはそこで一生懸命働いた。就職してしばらくは、札勘(さつかん)といって、お札(さつ)を数える練習もした。札勘はお札の束を片手でもって、扇子のように広げて、もう片方の手で素早くお札を数えることである。ウチの奥さん(元銀行員)に聞くと、扇子のように広げたあと、4枚ずつ素早く数えるのだそうだ。

大野選手は最初のころは、この札勘が、他の人のようにうまくできずに悩んだそうだ(※1)。

3年後、大野選手は広島カープの入団テストを受けて合格し、ドラフト外でプロ野球選手になった。

大野選手は、信用組合で3年間働いたことは、決して回り道ではなく、とても大きな財産になったと語っている(※2)。なぜなら信用組合で働いたことによって、組織の中で仕事にどう取り組むことが求められているかということなどが分かったからだ。それはプロ野球の中に身を投じてからも、役に立っているという。

大野選手は、若い選手たちに、「仕事に取り組む姿勢」を身につけてほしいと思っている。責任感をもって仕事をしてほしいのだという(※3)。

――――――――――――――――――――
(※1)『プロ野球の一流たち』二宮 清純(著)講談社現代新書
(※2)同書
(※3)同書

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