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2010年12月30日 (木)

085 イチロー「僕は自分で『行きたい』とせがんだんですよ」

この学級通信にはよく登場するなあ、と思いながらまたイチローの話である。

イチローが小学生のころから、ほとんど1年間毎日バッティングセンターに通っていたというのは、かなりの人が知っていることだ。

この話がテレビなどで取り上げられるようになってから、野球をやっている我が子をバッティングセンターに連れて行くお父さんが増えてきたそうだ。

立花龍司という人がいる。コンディショニングコーチとして日本人で初めてメジャーリーグ(ニューヨーク・メッツ)に入団した人である。

2001年、立花さんがマリナーズのキャンプでイチローと次のような会話を交わしている。

「日本ではイチローを見習って、子どもをバッティングセンターに連れて行く親が増えているよ。親は自分の子どもをキミみたいにしたいと必死に野球を教えているんだ」 イチローは驚いてこう答えました。 「立花さん、それは間違っています。僕は自分で『行きたい』とせがんで親父につれていってもらっていたんですよ・・・」(※1)

そして、バッティングセンターでもただ漫然と飛んでくるボールを打ち続けていたわけではない。『人が学ぶということ』という本の中に次のように書いてあった。

彼は小学生のころから毎日バッティングセンターに通い、しかもスプリングを目いっぱい硬くしてもらってもまだ物足りず、バッターボックスの外に出てより近い距離でボールを打ち、「プロはこのくらいボールを打っているのだ」と計算しながら練習をしていたそうである。(※2)

単に「練習した」というだけではなく、どう考えてどのように取り組んだのかという主体性が一番大切なのだ。う~ん・・・。
――――――――――――――――――――
(※1)『個性を引き出すスポーツトレーニング』「プロローグ」立花龍(著)
(※2)『人が学ぶということ』今井 むつみ (著) 野島 久雄 (著) p166 

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