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2010年12月11日 (土)

066 君は「サーカスの象さん」か?それとも・・

サザンオールスターズの桑田佳祐さんのことは君たちも知っているだろう。すごく息の長いバンドである。なにしろ、デビューしたのが1978年だ。デビュー曲の「勝手にシンドバッド」を初めて聞いたとき、中学校三年生の私は「へぇー、変わった曲だなあ」と思ったことは今でも覚えている。

桑田さんは、デビュー曲が発売された直後から、自分自身でリクエスト葉書を何百枚も書いて送ったそうである。それがDJの目にとまり、ラジオで流されるうちに、本物のリクエストが増えていったそうだ。(※1)

ケンタッキーフライドチキンの創業者のカーネル・サンダースは、自分の考案したチキンの調理法の提案を1009回連続で断られた。

『ハリーポッターと賢者の石』を書いたJ・K・ローリングは、夫と離婚し、生まれたばかりの赤ん坊を抱え、生活保護を受ける極貧の生活の中で原稿を書き続けた。娘が眠りにつくと、暗く狭いアパートを抜け出し、近くのカフェに居座り、ペンを走らせた。光熱費をうかせるためである。

その中から生まれた『ハリーポッターと賢者の石』。でも、彼女が送った原稿を、何社もの出版社が「ボツ」にした。(※2)

ところで、「自信」という言葉がある。自信の意味を「自分を信じる力」とすると、上に書いた人たちの成功を支えたものはまさしくそれであろう。

では、この世で一番自信のない生き方をしている動物は何だろうか?

それは、「サーカスの象」である。実際に見たことはないが・・。

サーカスで芸をする象は、サーカス団とともに、各国、各地を旅している。この象は、サーカスの出番がないときは、ずいぶん小さな杭(くい)でつなぎとめられているという。それこそ、象がちょっと力を出せば簡単に引き抜くことができるぐらいの杭だという。

しかし、象はそれをしない。なぜか?

子象のときから、杭でつながれているために、巨象になった今でも、「この杭を引き抜くのはオレには無理だ」と思いこんでいるからだ。

う~ん、いかにもありそうな話だ。

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(※1)『週末作家入門』(廣川州伸 著 講談社現代新書)
(※2)『情熱思考』(是久昌信 著 中経出版)、Wikipedia「J・K・ローリング」

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