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2010年11月26日 (金)

051 「そうだったんだ!」と気づくこと~パラダイム変換

このお話は『7つの習慣ティーンズ』(ショーン・コヴィー著)のp23-24 に書かれている逸話を元に作りました。

次のお話の後の問題に答えてください。

ある女性ジャーナリストのお話です。

その女性は、仕事で海外を駆け回ったあと、疲れた体でロンドンのヒースロー空港に降り立ちました。飛行機を乗り換えるために、この空港で時間をつぶすことになりました。彼女は疲れた体で、大きなスーツケースをひきずりながら、売店でクッキーを一袋とコーヒーを買って、空港の待合室で腰を下しました。

そして一息つきながら、テーブルの上に置いたクッキーを食べていた時のことです。

隣の若い男性が、彼女の食べているクッキーの袋に手を伸ばして、クッキーを食べ始めたではありませんか!身なりもきちんとした男性で、とてもそういう人には見えません。

彼女はムッとしながらも、クッキーを食べ続けました。しかし、隣の男もクッキーを取るのをやめませんでした。

クッキーはとうとう最後の1個になりました。男は、その最後のクッキーを半分に割って、半分を彼女によこし、そして席を立ってどこかに行ってしまいました。なんと失礼な男でしょうか。

彼女はムッとしながらも次に乗る飛行機に乗り込み、座席に座りました。そして、ふと自分のハンドバックの中を見たのです。

さて、みなさんに質問です。彼女は何を目にしたのでしょうか?

答えは、彼女のハンドバックの中には、さっき買ったクッキーの袋が入っていたのです。

そうです。さっき、空港の待合室で食べていたクッキーは、彼女のではなく、男性のものだったのです。

さっきまで、この男は、他人のクッキーを断りもなく食べる、大変失敬な男だったのです。
ところが、実は人のクッキーを食べていたのは、彼女だったのです。
それにもかかわらず、男性は最後のクッキーを彼女に分けてくれたのです。

大変失礼な男から、とても優しい男性へと、見方がガラっと変わったのです。(自分のやったことがとても恥ずかしいことだということは抜きにして)

このように、ものの見方、考えかたが変わることを「パラダイム変換」といいます。上に書いたような出来事は極端な例でしょう。でも、これに近いことは、日常生活の中で気をつけていると、けっこうあることではないでしょうか。

私はある先生が、朝早く来て、毎日毎日学校内を掃除している姿を見て、「普段はあまり目立っていらっしゃらない先生だけど、どんな日も続けておられるのは、本当にすごいなあ」と思いました。

掃除をされている先生の姿を見た後の、その先生に対する印象はガラッと変わりました。

みなさんにもこういうことはあるのではないでしょうか?

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コメント

こんにちは。
パラダイムシフトを実感できるとても爽やかな物語ですね。

とこりで、
ヒースロー空港はロンドンにあると思っていましたが、
ニューヨークにもあるんですか?

そうでした!!ロンドンでした!ご指摘、コメント、ありがとうございます。直しておきますね。

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