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2010年11月15日 (月)

040 柔道日本代表がフランスの柔道会場でしたこと

数年前、ラジオの番組で、柔道の日本代表チームのヘッドコーチ(当時)の斉藤仁さんという人が話していたことが印象に残ったので、生徒に次のように学級通信で伝えてみた。

日本代表チームがフランスで行われた世界選手権に出場したときのことである。ちなみに、フランスは柔道がとても盛んな国である。

そのフランスで開かれた世界選手権でのこと。

日本代表チームの選手やコーチたちは、国内の大会はもちろん、海外遠征などでも、使用した会場の観客席などを、みんなでそうじするのだそうだ。それだけでもすごいと思っていたのだが、話はそこで終わらなかった。

ヘッドコーチの斎藤さんは次のような出来事を続いて話してくれた。

フランスの会場をそうじしていた日本代表チームに、現地のフランス人が抗議してきたそうである。その抗議の内容は、「日本チームが会場をそうじすることで、そうじ会社の人(もちろんフランス人)の仕事を奪ってしまうことになる」というものである。

日本人は美徳としてやっているそうじが、フランスのそうじ会社で働いている人の仕事を奪ってしまう、つまり賃金を奪ってしまうことになるのか・・・。

こう文句を言われたら君ならどうする?

私も困ってしまうところだ。

斎藤さんを中心とする日本チームはどうしたか。

次のようにしたのである。「だったら、そうじする人がそうじをしやすいように、私たちが、ゴミをまとめておきましょう。空きビンなら空きビン、紙くずなら紙くずをそれぞれまとめて置いていてあげましょう。」そして実行したのである。

私たちは「日本一の選手でも、そうじをきちんとするのか」と思いがちだ。しかし、結局のところ、そうじをきちんとできる人間だから日本一になれるのではないか。

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