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2010年11月12日 (金)

037 アメリカの大学のカフェテリアで得た転機

これまで有名な人たちの「転機」について書いてきた。今日は、有名ではない人の話。私の尊敬しているある先生の話である。A先生としておこう。

A先生は、車やバイクがとても好きだそうだ。若いときもフェアレディZに乗って学校に通勤していたらしい。彼はバイクも好きでツーリングにもよく行ってたらしい。

さて、A先生は英語の先生なので、自分の修行のためにアメリカに留学したときのことである。その留学生活の中で、アメリカ人が物を大量に消費する社会であることを目の当たりにした。大学の食堂では、バイキング方式で食べる食事を大量に取って、そして食べ残した料理をバケツの中にドサッと捨てる。また、口の周りなどを拭くための紙ナプキンをわしづかみに取る。

そんな物を大切にしない、資源を軽視したともいえるアメリカ社会の一面を実際に見て、「これはよくないことだ」と彼は考えた。そして、考えてみれば自分の愛車のフェアレディZも、スポーツカーとして大量にガソリンを消費する車であることに思いを至らせた。そして、なんと日本に帰って、あれだけ好きだった自分のZを売って、中古の軽自動車に買い換えたというのだ。

転機は日常の中にある。普段の生活の中に自分を変えるきっかけは意外に多いと私は思う。アメリカに留学する人は多いけど、食堂の風景から自分を変えるきっかけをつかむ人もいれば、そうでない人もいる。「転機」を得るというのは、「気づく力」が必要なのだと改めて思う。

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