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2010年11月10日 (水)

035 「そうか、先輩も苦しいんだ!!」山口良治さんの人生を変えた気づき

山口良治さんが講演会で話してくれたことで心に残ったことがある。
山口良治さんは、京都市立伏見工業高等学校ラグビー部総監督であり、映画・TVドラマ『スクール☆ウォーズ』のモデルとなった元教師である。ウィキペディアのページはこちら

言わずと知れた山口先生の偉業はさておいて、講演会で「へえ~、そうだったんだ」と印象に残ったことがある。

山口先生の人生を転換させた、気づきの話である。

意外だったのだが、ラグビー元日本代表の山口先生は少年時代は走るのが遅かったらしい。中学生時代も所属していた野球部でキャプテンをしていたものの、足が遅いために、運動会の部活対抗リレーにも出させてもらえなかったそうである。

その後ラグビーに出会い、紆余曲折を経て、日体大の2年生に編入する。

そこで、待っていた猛練習。

合宿でのできごとだった。

炎天下の中、チーム全員でダッシュの繰り返しを何度も何度もやっていた時のこと。当時は水分補給もできなかったし、暑くて暑くて、もう地獄だったそうだ。

そんな中、いつまでも続くダッシュの繰り返し。すごくつらい中、山口先生はあるものを見た。

それは、ほかの選手たち、特にいつもは、下級生たちに鬼のようなしごきを与えるあの、先輩たちの苦しそうな顔。

先輩の苦しそうな顔を見る前の山口先生は、「もう走れない・・」「あかん・・だめや・・」と思っていた。しかし、先輩の苦しそうな顔を見て、「なんや、先輩たちもきついんやないか、死にそうな顔をしているやないか」と気がついた。

このときを境に山口先生は変わった。自分から走り出した。

日体大のスタートは四軍だった。でも、この合宿を契機にして、あれよあれよと一軍にまで上っていった。

この合宿中で、先輩の苦しそうな顔に気がつき、「ものの見方」を転換したことで、それから後の日本代表までつながっていくのである。

山口先生は「気持ちのもちようで何にでもなる」と語ってくれた。

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