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2010年11月 8日 (月)

033 「幸せな人生に感謝している」~日航機事故の遺書から

日航機事故というのを知っているだろうか?昭和60年8月12日(もう君たちが生まれるずっと前のことである)に日航のジャンボ機が、御巣鷹山というところに、お盆前の多くの乗客を乗せたまま墜落したという事故である。

異変をきたして、墜落しつつある、その飛行機の中で、家族に向けて遺書を書いた人がいる。河口博次さんという人である。下の遺書を読んでほしい。

マリコ 津慶 知代子 どうか仲良くがんばって ママをたすけて下さい パパは本当に残念だ きっと助かるまい 原因は分からない 今5分たった もう飛行機には乗りたくない どうか神様 たすけて下さい  きのうみんなと食事したのは 最后(最後)とは 何か機内で 爆発したような形で 煙が出て 降下しだした どこへどうなるのか 津慶 しっかりたのんだぞ ママ こんな事になるとは残念だ さようなら 子供達の事をよろしくたのむ 今6時半だ  飛行機はまわりながら 急速に降下中だ  本当に今までは 幸せな人生だったと感謝している
墜落しつつある飛行機の中で、おそらく機内はパニック状態で、すぐそこに迫った死への恐怖の中、この遺書を書いた河口さんの気持ちを想像するだけで、胸がしめつけられそうになる。

私が感動したのは、最後の一文である。「本当に今までは 幸せな人生だったと感謝している」
 
私は、正直な話、もし同じような立場に立ったら、とてもじゃないけど、家族にこのような遺書を残せる自信はない。でも、この河口さんのように、今までの人生に感謝できるような人生を送りたいと思っている。

そのためには、今日も、○年○組のみんなと元気に会えて、また私の家族も、私も元気で、一生懸命仕事ができる今の自分の幸せを感じながら、今日も1日がんばりたい。

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