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2010年10月23日 (土)

016 何かから逃げて相撲をしても、絶対失敗する(ある相撲部員の話)

以前、012 大舞台になるほど私生活が結果に出るという記事を紹介した。

夏の高校野球で優勝した興南高校の主将の言葉だ。野球だけではなく、「朝起きてから寝るまで、何一つ手を抜かない」という言葉があった。

今日は『スポーツ心理学者が教える「働く意味」の見つけ方』(杉浦健著)という本の中で取り上げられていた、ある相撲部員の語った言葉を読んでほしい。

中学校で勉強、相撲、両方できなくなったときですね。テスト勉強があるから休みますだとか、表ではそういうこと言って、勉強なんか絶対しなかったんですよ。

ラッキーと思って。寝てばっかりで。そしたらですね、やっぱ勉強もできなくなって、相撲も弱くなっていって、もう何もできなくなっていったんですよ。

それが高校になってから、先生がテスト前だろうが休ませてくれなかったんですよね。で、まあ練習して帰ってきて、くたくたになりながら勉強して思ったんですけど、なんか充実感でいっぱいだったんですよ。疲れながらも。

ああ、俺頑張ってんだなあって。自己満足なんですけど、それがすごくいい意味で自己満足になって、むしろそっちの方がすごい吸収がよかったんですよね。

だから二兎を追うものは一兎も得ずじゃなくてですね、やっぱ文武両道なんだなと。それが一番大事なんだなと。だから、何かをするから何かを犠牲にするとかじゃなくて、たとえ結果として出なくても、やるべきことは全部やらなきゃいけないなと。逃げちゃいけないなと。何かから逃げて相撲をしたとしても、相撲でも、その何かでも絶対失敗するなと。

だから僕は、今もそうですけど相撲も一生懸命やって、勉強も、まあ自分なりには一生懸命やってますけど。そのときが一番ですね。(『スポーツ心理学者が教える「働く意味」の見つけ方』杉浦健 近代セールス社 p.184-185)


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