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2010年10月17日 (日)

009 サルと知恵の輪

サルの生態を研究する研究者がいた。その研究者に飼われていたサルの中に非常に賢いサルがいた。

そのサルは、おもちゃ箱から「知恵の輪」を探し出し、嬉々として知恵の輪で遊んでいた。

毎日サルは知恵の輪で遊んでいた。

飼い主の研究者は、ちょっと思いついたことがあって、サルが知恵の輪で遊ぶたびに、ごほうびとしておやつを与えてみた。すると、サルはますます一生懸命に知恵の輪で遊びだした。

何日かたって、研究者は、今度はご褒美のおやつを与えるのをやめてみた。

するとどうなったと思う?

サルは知恵の輪に見向きもしなくなったのだ。知恵の輪に何の興味も示さない。「おやつをもらえないのなら、知恵の輪なんかしない!」となったのである。

この話は僕たちにとても大切なことを教えてくれている。

ご褒美をあげる以前のサルはごほうびのおやつなんかなくても、ただ知恵の輪で遊ぶのが楽しいから、知恵の輪で遊んでいた。

ところが、人間がごほうびを与えだしてからは、サルにとって、知恵の輪で遊ぶ理由が「楽しいから」から「おやつがもらえるから」にすりかわってしまったのだ。

この話を知って思ったのは、私にも息子と娘がいるが、「テストで○○番になったら○○を買ってあげる」という約束をするのは絶対にやめようと思った。君たちも「今度のテストで良い点(順位)を取ったら○○を買って」とねだってはいけない。

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